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イギリスの入院はなぜこんなに短いの?NHSの仕組みとOTの日常

「えっ、もう退院?」
日本での感覚からすると信じられないほど、イギリスの入院期間はとても短いです。特に出産のときなんて、早朝に赤ちゃんを産んで、その日の夕方には退院することも。

私はイギリスでOT(作業療法士)として働いていますが、NHS(国民保健サービス)での入院と退院のスピード感には、最初かなり驚かされました。(NHSについては以前の記事「日本と違う?イギリスの医療事情」をご参考下さい😊今回の記事では、日本との違いや、現場での退院調整のリアル、そしてOTとして関わる役割についてお話しします。ちなみに今回書いているのはNHSの病院の事であって、プライベートの病院の話になると全く違ってきます。

🤱 出産後も翌日には退院!?

日本では、出産後に5〜7日ほど入院するのが一般的ですよね。

病院や産院によって違いはあるものの、産後の体の回復や授乳、沐浴の練習まで、しっかりサポートしてくれます。

妹が出産した時の病院食があまりにも豪華で、話を聞いてるだけで羨ましくなったのを今でも覚えています🍽️…

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日本と違う?イギリスの医療事情

イギリスの医療事情は日本とは全然違います。健康保険があり、医療費の3割負担が一般的な日本に比べ、イギリスではNHS(国民保健サービス)によって基本的な医療費は無料です。一方で、NHSの待ち時間を避けたい人やNHS以外での治療を希望する場合には、プライベート医療(個人で保険に加入するか、自己負担で支払う)を利用することもできます。

そもそもイギリスの医療制度「NHS」とは?

イギリスには NHS(National Health Service) という国の医療サービスがあります。これは、イギリスに住んでいる人なら 誰でもほぼ無料 で病院に行ったり、診察を受けたりできる仕組みです。(ただし、歯医者や目の検査、薬には一部お金がかかることがあります)

ちなみに海外からの留学生でも、…

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